くらしのプチコラム
キッチンの配列
キッチンでの食事の準備は毎日の作業で大変!
部屋のスペースを有効に活用し、自分に合った作業効率のいいキッチンを作りたいですよね。
大きくわけて6つの型がありますので、部屋の広さとあわせて簡単に紹介します。
Ⅰ列型
作業の流れに合わせて、横方向に配列されてます。
小スペースでキッチンを配置できるメリットがあります。
独立型キッチンとして4.5畳、ダイニングキッチンとして8畳あればいいでしょう。
360㎝を限度としたほうがいいでしょう。
2列型(平行型)
Ⅰ列型の横移動を少しに抑え、方向転換することで作業できる配列です。
少ない移動距離で色々作業でき、作業台を広くとれるのもこの型です。
独立型Kとして4.5畳、DKとしては10畳ほど必要となり、Ⅰ列型に比べ
収納力があり、スペースを最大利用しながら充実したキッチンレイアウトです。
オープンキッチンの場合、食卓側にシンク・加熱調理器・作業台すべてを並べ、
片側を食器棚タイプのキャビネットでまとめるレイアウトもあり、
個人的にに私が好きなレイアウトです。
気をつける点は、2列間の距離です。
1人作業なら90㎝以上、2人以上なら90~120㎝は必要でしょう。
L字型
I列型の延長で壁にそってL型になっているタイプです。
I列型に比べ、作業台を広くとりつつ、作業同線を短くとれるので、
家事がしやすいでしょう。
4.5畳で独立型キッチン、8畳でDKになります。
コーナー部の奥行きはストック置き場としたり、工夫するといいでしょう。
U字型
L型と2列型の特徴をもっています。
独立型Kとしては4.5畳~10畳の広さが必要です。
U字の内側の感覚は、90~120㎝程度でもいいですが、1人作業向きです。
2人以上でとなると、120~150㎝必要となり、広いスペースがないと難しいでしょう。
アイランド型
作業台やシンクなど一部を島のように壁から離して配置するタイプです。
アイランド゙部分を囲むように作業できるので、ホームパーティーや
大勢で調理する場にむいてます。
確保の必要があるでしょう。
ペニンシュラ型
一部を半島(ペニンシュラ)のように壁からつきだした配置のことです。
ペニンシュラ型は通常オープンキッチンとして開放的にすることが多いですが、
ペニンシュラ部分の上部にキャビネットを天井から吊るして、キッチンと少し分ける
セミオープンキッチンのレイアウトもあります。
ペニンシュラ部分をカウンターとしたり、テーブルをつなげたりする方法もあります。
U字型ほど圧迫感はなく、オープン感があり、作業効率もいいです。
簡単にタイプ分けしましたが、部屋の形状、間取り、好みに合ったレイアウトを考える必要があります。
キッチンは広ければいいというものではなく、効率よく気持いく作業できるようなレイアウトを選んでいきたいですね。